ラ・ラ・ランド
Amazon primeの無料お試し登録してたらろくにお試ししないまま年会員になってました笑
せっかくだから映画観まくるぞー!音楽聴きまくるぞー!通販は…ほどほどに…
というわけで、2016年公開「ラ・ラ・ランド」を観ました。
普段洋画はあまり観ないので、知識とかも皆無です。
解釈も曖昧ですが拙いながらも感想を書いていこうと思います。
-あらすじ-
夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア<エマ・ストーン>は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン<ライアン・ゴズリング>と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから二人の心はすれ違い始める……。
このあらすじを読んで「そんなこと言ってもどうせ2人とも夢叶えて幸せになる話だろ」と予想していましたが…
見事に裏切られましたね!!
結果として2人は夢を選びました。
ミアはパリが舞台の映画に抜擢され、女優として成功します。そして結婚して子供にも恵まれます。
一方でセブは念願のジャズの店を持つことが出来ました。
しかし、夢を追いかけた結果2人が結ばれる未来になることはありませんでした。
これをラブストーリーとして見るならば、悲恋であることは間違いないでしょう。
エピローグでは5年後にセブの店で再会したあと、2人のIFの話が描かれます。そして結局2人は話すことなくまたそれぞれの道を歩みだしました。
このシーンを見て、2人の出会い方が違っていたら?あの時この選択をしていなかったら?2人の未来は違っていたのかもしれないのに…と切なくなりました。
ミアはセブに背中を押され、自分で舞台を作りその舞台がディレクターの目に止まりました。セブは一度は音楽の方向性を違えましたが、ミアのアドバイス通りジャズとお酒の店「セブス」を開きました。互いの存在があったから成功したのに、その未来にはいないという事実がより響きましたね。
IFのシーンは並行世界の話なのか2人が思い描いた未来なのかは分かりません。もしかしたら観客側が望んだ未来なのかもしれないですね。
ハッピーエンドなのかどうかは観た人次第だと思います。
物語の構成としては前半は丁寧に描かれているのですが、後半はわりとバタバタと進む印象でした。
ちょっと駆け足かな?と思わなくもないですが、人間関係が出来上がった後のすれ違いと経過を表現するならちょうどいいと思います。
あと、移り変わる季節を春夏秋冬で区切っていることでミアとセブの関係性もそれに応じて移り変わっていくのが面白かったです。
音楽面はやはり素晴らしいですね。ミュージカルシーン自体は多くはありませんが、BGMがいいですね。
個人的に印象の強かった曲は「スタート・ア・ファイア」です。
それまで純粋なジャズに拘ってたセブがバンドに入って演奏することになった「好きではない曲」ですね。
楽しい曲なのに2人がすれ違うキッカケでもあるので、転換の意味でも印象に残ります。
ぐだぐだになりましたが、軽い気持ちで見ても充分に楽しめる作品でした。
ミュージカル映画は苦手な人も多いですが、ストーリーが蔑ろにされていないので苦手意識をあまり感じることなく観れるのではないでしょうか。
本当はもっとシーンごとにあれこれ書きたいのですが、とりあえずはここで終わりたいと思います。
次は何を観ようかな。
↓予告動画リンク
https://m.youtube.com/watch?v=PJEA3tlAGKI